練習中のけが・疾病 予防のアドバイス

クールダウンの重要性

運動をするうえで、ウォーミングアップと同等に重要なのが、クールダウンです。
運動によってフル活動した筋肉や、心臓、肺などを、軽い運動を行うことによって徐々に普段の状態へと戻していきます。

より早い回復へ

激しい運動の直後は、身体は静かにしていても運動中と同じように体力を消耗しています。たとえば50mの全力ダッシュをした直後に呼吸が乱れて“ぜーはー”している状態に似ているかもしれません。
運動している最中ではないのに呼吸がすぐ戻らないのは、回復しようと酸素を取り込もうとしているからです。

筋肉・心臓なども運動直後は運動中と同じように活動したままなので、その状態を早く元の状態へ戻すことによって余分な活動を抑え、より早い回復へと導きます。

思わぬ怪我につながることも

また、筋肉の回復には血流も重要になってきます。
激しい運動では疲労物質が筋肉に蓄積しているので、その疲労物質をいかに早く流してしまうか、それが次に運動する際に関わって参ります。

疲労物質が蓄積されたままだと、筋肉の疲労を取るのに時間がかかり、翌日に運動をしようとしても身体が重いと感じるようになったり、思わぬところでケガをしたりしてしまいます。

クールダウンしなかったせいでケガをするのはもったいないことですよね。
是非、それを防いでいきましょう。

TKM7では、

TKM7では、練習後に必ずクールダウンをします。
内容としてはまず軽いジョグやウォーキングをし、その後、静的ストレッチを10分程度行います。

毎回激しいトレーニングを行うので、より早い回復を狙ってクールダウンを行うように意識していて、ストレッチはその日にたくさん使ったと思われる筋肉を重点的に行うことと、プレーに必要な関節周りの柔軟性向上を目的として行っていきます。

季節や天候に応じて

クールダウンの仕方は、場所や気温などの環境によってかわっていきます。
暖かい時期は10分程度できますが、寒い時期は身体が冷えるのでグラウンドでは5分くらいで済ませたり、熱い時期は日陰で行うようにしたりします。

状況に合わせたクールダウンがベストです。


軽い運動のほかに、マッサージやアイシングなどのクールダウンの方法もあります。
それらは、また後ほど説明したいと思います。


                                                                  メディカルトレーナー
                                                                                                                                               保田 薫子
                                                                                                                                                 2012.5.21